カメラとキャンプと時々ドライブ

ブログ名そのまんまだよ☆

写真6. おバケのペン太郎

 

 

やあやあお疲れっす!

今日は休みなんでドライブに行ってきた!

 

今はクソウィルスのせいで県外に出られないので県内で適当にぶらっと写真撮ってきましたわ笑

 

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初めは下呂周辺撮ろうと思ってたんだけど流れに流れて中津川まで…

岐阜県民のくせにほとんどそっちの方面行ったことなかったし、なにより天気がめちゃよかったから外に出ずにはいられなかった😂

 

今日の愛機はバケペン!

やっぱり撮ってて楽しいなってことで今日はバケペンについて…

 

 

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この愛くるしいルックスは見るものを癒してくれるって感じの見た目である。

 

中判カメラってどちらかと言えば一般的なカメラとはかけ離れたものが多くて正方形ぽかったり、ましてや二眼レフみたいなもんだったり…

マミヤのRB67みたいなもうほんとガッシリとしたやつだったり…

あとはレンジファインダー系のものが多いんだけど、バケペンはほんと一眼レフを大きくしたような見た目で、扱いが少し複雑な中判カメラの中では比較的扱いやすいカメラだったりする。

 

重さはおよそ2キロだけど感触がいいから、そこまで重みは感じないし(でも少し筋力つけておくと楽)、操作も一眼レフとあまり変わらないから中判初心者でもオススメできる一台。

 

写りも見た目とは違ってかなり繊細でさすが中判だなって思う。

 

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他のカメラと並べてもかなり大きい…

サイズは大きくても撮れる写真は優しいまさに優しい巨人って感じのカメラ。

 

バケペンとの出会いはおよそ3年前。

もともとはペンタキシアンで、デジタル時代はk-3iiを使ってた。

 

さらにその前はk-30、その前はQ7とずっとPENTAX一筋。

 

そして実は一番最初に使ったフィルムカメラアサヒペンタックスSPと僕の写真はPENTAXでできていると言っても過言じゃないくらいのPENTAX党で、ペンタのフィルムカメラをつかっていれば自然とバケペンに出会っていた。

 

なんだこれ?欲しい。

 

まず初見で思った感想がこれ。

いやぁ、欲しいよねペンタキシアンなら。

前も言ったように僕が使う道具を選ぶのは大体見た目から始まるんだけど、もうどストライクで喉から手が出るほど欲しかった。

 

PENTAX 67は6×7 67 67iiと3世代あっていずれも全て人気機種である。

 

3世代目の67iiなんて未だに20万以上で売ってることが多くて僕のような貧民にはとてもとても…笑

 

機能性はやはり67iiが良いのだけれどやはり僕は最初の6×7が欲しくて、フィルムカメラ屋に行ってはよく眺めていた。

 

そして時が経ち帰郷。

帰郷してからはまず地元で行きつけのカメラ屋を持とうと思い、連日自転車でカメラ屋を探す毎日…

 

やはり東京に比べて地元はカメラ屋が必然的に少なく、ましてやフィルムなんてほとんど売ってない。

カメラのキタムラはあるけど地元のカメラ屋にこだわりたかったので2ヶ月くらい探してある日見つけたカメラ屋さんが、僕の地元でのオアシスになった。

 

そこで前回書いたNikon FMを買ったんだけど、正直地元でNikon FMに出会えるなんて思ってなかったし、PENTAX 67も欲しいとは伝えていたけどまあ夢の話かな程度に思ってた。

 

Nikon FMを手にしてからおよそ半年後、カメラ屋から電話がくる。

 

「あのさ、ロクナナ入荷したけど。しかも初期型」

 

ウッソだろお前!!!!!

となりとりあえず絶対誰にも売らないでくれと頼み込んでからあとは金策を練る。

 

お金どうしよう…

 

世間はコロナ。

そんな時給付金の話が浮上してくる。

 

それだー!!!!!!!!!

とすぐに申し込みをして、お金を下ろしては即カメラ屋にgo!!!!

 

 

いやぁ、嬉しかったなぁ。

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実はNikon FMもこんな感じで手に入って、自分の大好きなカメラが地元で手に入ったってのはほんと嬉しい。

 

そして手入れをして、防湿ケースも買い大切に保管するのであった…

 

 

じゃなくてガンガン使ってあげたいんだけど案の定デカすぎてその当時持ってたカメラバッグだとサイズは入りきらないし、なにより自転車生活だったのでいろいろしんどかったのだ。

 

なのでさらにカメラバッグを新調し、あとバケペンは電子式、じゃあ電池買うか…ってなるんだけど使える電池の値段がなんと3000円!!

 

いやたけぇよ!!!

一応使う電池が4LR44という電池なんだけど簡単に言えばLR44のボタン電池が4つ並んでるようなものだから、アルミホイルなどで電池を4つ並べるという裏技的な方法もあるんだけどやっぱりしっかりした状態で使いたくて、3000円もする電池を手に取りレジに向かったのだ。

 

とまあ紆余曲折があり初めてバケペンを始動したのは買ってから4ヶ月後。

 

そう前回ブログで書いた白川郷の時である。

 

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いやさ、色々金費やしたけど初めて撮った瞬間どうでもいいや!!ってなるよね。

 

ほんとめちゃくちゃ楽しい。

ファインダーも馬鹿みたいに見やすいし、カメラ時代のフィーリング。

それにこちらをエキサイティングさせてくれるシャッター音。

 

あのバシャコン!!!ってシャッター音がたまらなく気持ちいい。

 

ただ、、、ただね。

 

撮れる枚数が10枚…

あと縦グリップの時手が震える…

 

 

 

でかい…

 

 

 

うん、まあそれを余裕で補える魅力があるからどうでもいいんだけどやはり中判カメラって取り回しが全然違うなーって改めて実感した。

やっぱりカメラって実際に撮りに行かないとそのカメラの良さってわからないよね。

家でインテリアみたいに並べてても全然意味ないなって。

 

あとはパトローネのないフィルムだから装填も最初は苦戦した。

 

でもよく考えたら手間を楽しむというまさにフィルムカメラの醍醐味を凝縮したようなカメラなんだって思う。

 

やはり不便こそ楽しんでやろう!!

そしてこれからもガンガン使ってやろう!って思える素晴らしいカメラなのである。

 

 

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肝心の写りといえばやはり最高。

使ったフィルムは廃盤が決定した富士フィルムのPRO400H。

 

もうほんと残念よ…

 

それにしてもネガでこの写りができるんだからポジなんて使ったら大変なことになりそう。

(現像代はマジで大変なことになる)

 

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たまーに反抗期でこうなったりするけど、そんな時は「どうした?元気ないじゃないか。」と労ってあげるとあら不思議。

なんともなんないよ!!笑

 

まあミスショットもそれはそれで好きだったりする。

ていうかミスショットも無駄に写りが良かったりするから面白いんだよね笑

 

僕の中でバケペンは写真の楽しみ方を教えてくれる道具。

ほんと楽しいし、実際の魅力は僕なんかじゃ伝え切れないんだけど、もし興味がある、使ってみたいって人がいたら僕は胸を張ってオススメする。

 

きっと写真を撮る喜びを具現化してくれると思うからぜひ手にとって使って欲しいなって思いました。(小並感)

 

まあノロケ話みたいになってきたので今日はここでお開きとしますか!!!

 

 

 

 

 

 

さーて、次はどこ行こう笑

 

 

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